フットサルのワンプレーには、最低でもサッカーの2.2倍の危険察知能力を働かせる必要がある。

 

1÷5(フットサル)=0.2(20%)

1÷11(サッカー)=00.909(9%)

 

20% ÷ 9% = 2.2

 

上記のフットサルの20%の数値について、僕は以下のように考えます。

1対1の局面で敵にドリブル攻撃を仕掛けます。

このとき、敵に前向きで奪われたとした場合、フットサルでは20%(サッカーでは9%)の、

またドリブルから苦し紛れのパスになった場合に敵に前向きでカット・インターセプトされた場合は、

受け手も含め二人合計でフットサルでは40%(同18%)のそれぞれ戦闘能力減となり、

それと同時に相手の速攻・カウンターを受けることになるために、

フットサルにおけるマイボール時には、

速くて高い基礎技術の習得による正確なプレーの連続による連携プレーが、

ベースになってくると考えます。

 

簡単な例をあげるとすれば、1対1で勝負を挑む単なるドリブルによる仕掛けと、最初から味方を使う事を決めてする「つくりのあるドリブルの仕掛け」とでは、同じドリブルでも視野も結果もまったく違ってくると考えます。(勿論1対1で単純に勝てれば何の問題もありませんがね。)

 

前向きで奪われるマイボールの位置別に言えば、ピボが20%、両アラより前にピボがいる場合それぞれ40%、フィクソの後方にゴレイロしかいない場合80%、ゴレイロ100%減となることを良く理解し危険察知能力を働かせ、マイボールをどう扱うべきか考えるる必要がある。

(こんなこと、サッカーとフットサルをやっているような人であれば、今さら言われなくとも、誰でもわかりそうなものだけれど、チームとしてなかなか1試合中に徹底するのは、どんなレベルのチームでプレーをしていても、難しいものなのかもしれない。)

 

単純計算で最低でもサッカーの2.2倍のリスクがあるからこそ、

要求される質の高いマイボールの考え方こそが、

フットサルで身に付く、危険察知能力なのではないでしょうか。

サッカーやフットサルをやる上で最低限必要なものではないでしょうか。

2012年大晦日。
夕方、渡良瀬游水池運動公園でシュート練習して50分間走。
実家でお風呂に入って、車で佐野プレミアムアウトレットに行くも18時閉店(涙)せっかく来たから買いたいものないけどイオンに行って(汗)資生堂椿シリーズとアクエリアスが安かったから1ケース衝動買い(笑)
帰宅して、お袋と年越しそばを食べながら紅白を観る。ももいろクローバーZの全力に感動し、AKB48は「もうなくてはならない絶対的存在」で、やはり実家のご飯は最高と感じた。
その後、極限クエスチョンという番組で僕と同い年の清原vs桑田5打席勝負をやっていた。
この日のために清原は10月1日から毎朝5時から6時まで毎日走り500スイングしたそうだ。
桑田は清原に対して容赦しなかった。
外角低めギリギリのコースに130キロに近いストレートや高速スライダーで簡単にツーストライクに追い込み、100キロにならない緩いカーブを外角に外す。
そして130キロ近い高めのストレートで振り遅れの三振を取る。
まさに現役時代の桑田のピッチングと変わらない。
三振、三振、三塁線のゴロ、浅いライトフライ。
5打席目にやっとヒット性の当たりが左中間に飛んだが清原の目標であるホームランにはならなかった。
5打席終了後、清原がバットを右肩に乗せながら桑田に歩み寄る。
桑田が「もうちょいやろうか?」と清原の気持ちを察するように優しく誘う。
3打席の延長となった。
スタンドで清原の奥様と二人の息子さんが観ている。奥様は清原のホームランを525本見ているかはわからないが、生でホームランを見たことはあるだろう。
しかし二人の息子さんたちは男気じゃんけんで勝ちまくる清原は見たことはあるだろうが生のホームランは見たことがないはず。
男清原は大投手桑田からホームランを息子さんたちに見せたいはずだ。
しかし容赦ない桑田のピッチングは延長打席でもキレを増してくる。
桑田は清原を三度三振に仕留めてしまい、清原は桑田に対し7打席目も三振してしまう。
最終打席・・・
桑田の球威に異変が!?
二球目に甘いコースに入ったストレートを清原はフルスイング!打球はレフトスタンドに入った!
清原は嬉しそうにダイヤモンドを走る。桑田は三本間で清原を待ちハイタッチする。
ホームベースには二人の息子さんたちが待っている。絵に書いたようなドラマ仕立て。
清原は言った。
「1、俺と桑田は戦ってはいけない相手だった。
2、最後も自分のバットの軌道にわざと緩い玉を投げホームランを打たせてくれた。
3、あらためて桑田は凄いピッチャーだ。」と。
僕もまったく同じことを思っていた。
桑田の緩急を使い分けたピッチング・コントロール技術。今尚凄かった!
相手を心から認める。
これ以上に美しいものがあるだろうか?
偉大な同い年の二人に教えられた2012年の締めくくりだった。

(先週の土曜日の朝・・・)

今新幹線の中です。
新幹線の座席にあった読み物に、特集「時代を貫く、会津の魂」とあり一気に読破した。

誇りある生き方を求める会津の心。その勇気と献身をドラマに描く。
幕末から明治にかけて激動の日本を生き抜いた会津藩士の娘、山本八重が主人公。
このドラマの脚本を担当する山本むつみさんに、苦境を乗り越えて明治に活躍した会津人像と、東北復興への思いを聞いた・・・
とあった。

僕が尊敬する三木先生も会津の精神が大好きである。僕もその影響を受けた。

本文中には、
「ならぬことはならぬもの」
「都見たくば会津にござれ、今に会津が江戸になる」などがあり、今から綾瀬はるかが演じる来年の大河ドラマが楽しみです!
そんなこんなで、そろそろ福島あたりかな新幹線

今日、国立代々木体育館で行われた日本フットサル代表練習を見学
してきた。そこには注目のカズさんがいた。カズさんが動けばカメ
ラマンの方々もそちらに動く。すごい注目ぶりだった。
今回の見学はJFA公認指導者研修2012に参加しカリキュラム
に組み込まれていたため実現した。見学終了後は会議室に入り日本
代表監督ミゲル氏の講義。とても勉強になったことがあったので一
つ紹介しておく。
スペインでは6歳から9歳までフットサルをするそうだ。その後7
人制、8人制のサッカーを経験し、大人になるにつれ11人制へと
ステップアップしていくという。そしてこの6歳から9歳のときに
フットサルを経験している選手とそうでない選手とを比べると前者
と後者との差は「600%の経験値の差があり、これらは既に化学
的にも証明されている。」とミゲル氏は言いきった。
先日の日本vsブラジルのサッカーの試合を見た感想を日本代表監
督ザッケローニ氏のス...
タッフと話す機会があったという。そこでミゲル氏は、日本とブラ
ジルの差は「フィニッシュにある」と言い、フットサルが役に立ち
、そのポイントとして以下の3つ挙げていた。そのポイントごと
に自分なりの解釈(内)も付け加えて紹介しておくとする。
① ”600%のボールタッチの機会、経験値”の差。
(基本技術の質と関与する・サポートする意識、局面理解、判断、
見極め、マイボールの責任、守備の責任)
②小さいゴールから点を取る工夫
(勝負どころの考え方、セオリー、判断)
③スピード
600%の経験値には兎に角驚いた。
スペインやイタリアでは既に実証されているという。その差は実に
6倍!であるというから驚きだ。
子供の頃にボールに触る機会=技術、攻守の切り替え、勝負どころ
(勝負の分かれ目)、それらの「経験値を含む6倍の差」だと言う
このワードで胸が熱くなった。
ここでこの6倍がどれほど凄いかを例え話で表現する。
ミゲル氏と話す機会があれば、というシチュエーションを想定して
メモしておいた駄作をここに残しておく。これは当方の駄作である
から期待はしないで欲しい・・・。しかし面白かったら必ずいいね
!を押すようにwまあ実は通訳のコモリさんを通じてミゲル氏に話
したかったんだがなあ。笑
では、題して「6歳から9歳でフットサルを経験したスペインの選
手と比較してこの6倍がどれほど凄いかの横田的表現」
ここから>
機動戦士ガンダムという人気のアニメが日本にはあります。この物
語の主人公の16歳の少年アムロは内向的な性格だが機械好きで熱
中するタイプ。アムロは戦争を経験し戦いを通じて少しずつ成長し
ていく物語であるが、そこに登場するアムロの敵であるジオン公国
のエースパイロットが操るシャア専用ザクと呼ばれるモビルスーツ
(人型戦闘機体)は量産型ザクの3倍の性能である。このザクをサ
ッカー選手に見立て先日の日本vsブラジルのサッカーの試合に例
えると、ブラジル=シャア専用ザク22人vs量産型ザク11人で
試合をしたことになる。そしてその結果が0-4です。それは勝て
ませんね。勝てなくて当然です。しかし良く考えてみてください。
この結果0-4ですが、日本のザク11機はシャア専用ザク22機
に対して良く頑張ったと思いませんか?ある意味この結果は奇跡だ
と思いませんか?もしもこの日本のザク11機が、フットサルを知
っていたら、覚えたらとんでもないことになると直感しました。ブ
ラジル相手に勝つのではないか?と。
<ここまで
この可能性を秘めているのがフットサルの考え方である。そんなミ
ゲル氏の講義だったわけですね。笑 まあガンダムの話は余談です
がつまりそういうことです。
それともう一つ、プレスを掛け合い、より速いスピードで、高いレ
ベルでプレーし、競争し続けないとレベルは上がっていかないと言
っていた。そして土曜日または日曜日の試合に重要なのは、月曜か
ら金曜日までになにをするかだと。そして付け加えるならば、幼少
期にサッカーの何を学んだか?これが一番重要なのかもしれない。
イニエスタ、シャビらスペインやブラジルの多くの選手達がフット
サルを学んでいることは言うまでもないですね。
JFAも多くの方々の努力の甲斐あって小学生年代に対してようや
く8人制サッカーの導入が始まったそうです。まあ世界一人気スポ
ーツであり日本も大きな組織ですし、いきなりフットサル必須は無
理でしょうから、まあ少しずつでしょう。当方もサッカーに40年
弱関わっていて思うのは、日本がスペインやブラジル並になるのは
100年くらい掛かるのではないでしょうか?でも前に進んでいる
のは間違いないと思います。いつの日か、日本のシャア専用ザクv
sスペイン又はブラジルのシャア専用ザクの試合(W杯決勝)が見
れるかもしれませんね。笑 その前に明日の日本vsブラジルのフ
ットサルの試合も楽しみですし、W杯決勝の希望カードですが、ス
ペインvsブラジルの決勝戦が見てみたいものですね。これこそ、
MS-06Sx5vsMS-06Sx5の真剣勝負ですよ!楽しみ
ですね。
皆さん、”そこでする”質の高い上質のサッカー=フットサルを見
てみてはいかがでしょうか?ハンパナイですよ!

本当に激闘だったね。


日本はアウエーでオーストラリアと戦った。

昔日本が激戦と言えば硫黄島の攻防だろう。

太平洋戦争でアメリカ軍は最大の戦力を投じて硫黄島攻略作戦を立て実行してきた。

日本はこれを落とせば制空権を失うということで粘りに粘ったが栗林中将以下日本軍は玉砕した。

その後最悪の沖縄戦へなだれ込んでいって手も足も出せない状況にまで陥り、

最終的に原爆投下までされ最後には降参したわけである。


今日のテレビ放送を見ていて思ったのは、この激闘であり激戦の恐さである。

イエローカードギリギリのプレーの連続で見ていても危険を感じるほど。

相手が一人少なくなったからボールも自由に回り出し、

日本はショートコーナーで得点するに至った。

そこには本田の見事な崩しが存在し、最後は中に詰めていた栗原がゴールを決めて先制した。


日本はオーストラリアの退場により一人多い優位性が活きその時間帯で得点できたのだが、

相手のコーナーキックでファールを犯したとされPKを献上し失点してからは

歯車が狂ったかのように劣勢になるシーンが増えた。

楽に戦えるはずだった時間帯が一つのプレーで一転してしまった。

要らぬ場所で要らぬプレーをすればどうなるか身に染みただろうか・・・。


結果的に見れば、

その後一進一退の攻防を繰り広げたが日本の得点を挙げた栗原が

二枚目のイエローカードで退場させられるアクシデントもあり

(栗原はこの大会で一番伸びる選手になることは間違いないだろう)、

この激戦は1-1の引き分けとなったわけだ。


非常に前置きが長くなったが、

選手は恐れずにギリギリのところで体を投げ出し

敵地での勝ち点1を奪って無事に帰国できるということに尽きる。

これがどれほど凄いかと言うと、次の試合で3人の出場停止と引き換えに

オーストラリア相手にしかもアウエーで得た勝ち点1ということだ。

日程・グランド含め、決して条件が良かったとは言えないはずだ。


途中相手が一人減ったことで優位と言える部分もあったが、

一番怖かったのは、

オーストラリアのカウンターと

序盤からのサイドチェンジとアーリークロスの精度の高さ

(受ける側の問題で精度が高いという意味)。

それによる失点ではなくPKでの最小失点で戦いを終えたということは、

確かに勝てた試合だったのでは?という意見もあるにはあるが、

それはとても安易な発想でありこの激闘の途中までの経過を語った話だけにしかあらず、

要するに試合の途中経過的な話なだけであって、

そもそもの問題ではないはずだ。


勝ち点マイナス2の部分と考えれば今後活かす為の高い授業料と思い、

苦しいアウエーの試合のなかでも勝ち点1を取ったことを前向きに受け取り次につなげる方が良いだろう。というのも僕は、この戦前負けると思って見ていた。

点はとられてもどうやっても点が取れる気がしなかったからだ。しかもまったく。


だから、確かに勝てた試合かもしれないが、

勝てなかったのが現実でありまだまだそのレベルであると見た方が

益々日本は伸びていくのではないか?

とそう思ってこの激闘を戦った選手達に対しての賛辞を呈したいと思った次第です。


ただ一点のみ、

バルセロナのよなサッカーを目指しているようであれば、

ミドルゾーンからバイタルエリアでの

選手同士のコンビネーションと意思の疎通という点ではまったくまだまだだと思うので、

ワールドカップまでにはその部分を詰めていき是非とも世界を驚かせて欲しい。

ただそのサッカーがクラブチームではなく代表でしかも日本ができるとはあまり思えないが、

世界で活躍する選手達中心の視点でチームが変化し

日本国内で活躍する選手達への刺激になればと見ている。


ワールドカップではもっとプレッシャーが強く

もっともっと”点の部分に強い”相手との激闘になるわけだ。

コミュニケーションに長け勤勉な日本人にはその部分を短期間でも克服できる能力があると信じている。

是非とも世界に挑戦してもらいたい。

今日のような激戦・激闘を戦い抜いて、

見ている日本人が誇りに思えるような試合をして欲しい。

間違っても2006年のドイツW杯のオーストラリア戦のような試合は二度と見たくないからね。


これからも日本代表の試合を楽しみにしてる!

いやあ選手達のファイトが凄かった。

とても真似できません。

今日の勝ち点1は誇りです!

今、カズさんの やめないよ を読んでいる。

やっぱカズさんはすごいわ。


これ誰にも真似できないよ。

僕だったら?とんでもない。

できるはずがないわ。


この本の中で、W杯がすべてじゃない とも言っているけど、

そんなことはもうどうだっていいわ。


この内容やばいって。

合宿で、早朝、午前、午後とサッカー部というより陸上部みたいにしぼられた、とか、

それよりもインパクトあったのはこれ、

難しいのは~と始まり、

この年になって同じ練習を毎日続けられて、

若い選手と同じメニューをこなせるかどうかだ。

みんなは、

サッカー選手は試合だけをやっていると思っているかもしれないけど、

実は練習を毎日やることこそが大変なのだ、

と言う。さらに、

しかも高いモチベーションを持って、

若い選手に負けないタイムで走るとなればなおさらだ。

逆にそれができなくなったときが辞めるときなのかもしれない、

と語っている。

いやあ、できませんよ、普通じゃ。

カズさんは超人ですよ。

厳しいプロの世界の中で、

苦しいことも辛いことも、なんでも楽しんでいるに違いない。


これは、頑張って!そう言われるのは苦しいだろうな。

だからもしもまた会う機会があったら、

カズさんに投げるように言おうと思う。

その時は、親指を立て、

カズさん!楽しんで!と笑顔でね。


いやあ、やっぱすげーわ。

6月6日

AKB48選抜総選挙生放送SPを見ています。

泣きそうです。(瞳の奥で泣いてます)


なんだろこのキラキラした彼女達の綺麗な涙は・・・。

素晴らしい涙だなあ。


総選挙と投票権に関するビジネス手法その他はコメントする立場にないが、

この彼女達に対するファンの思いや絆は家族のような無償の愛を強く感じる。

勿論ファンも彼女達に届かないのは当然知っているだろう。

だからこそ彼女達はファンを絶対に絶対に裏切ってはならないだろう。


恋愛禁止というルールはあくまでも純粋なファンのためだろう。

それ以外にない。

その掟を彼女達が破るのならば、やはりこの場にはいてはならないだろうと思う。

それが真のプロのアイドルの姿であり日本一のアイドル集団AKB48であるはずだからだ。

その覚悟を持って彼女達はファンの無償の愛を受け取って欲しいと思う。

権利ばかりを主張し義務を果たさない公人であってはならない。


それがアイドルと、無償の愛で支えるファンとの間の信義則であると僕は信じている。

(今日は偉そうにすみません。今僕はテレビを見て泣いています。)

カズさんの夢は、全日本に入ってワールドカップに出場すること?

これはカズさんが今から25年以上も昔にブラジルで語ったインタビューでの話だ。

それから僕は直接聞いたこともないし

それ以外はテレビや雑誌でそれっぽいことはよく見聞きするが

いつまでそれを言ってるんだ?と腹が立つときがある。

僕はカズさんを心から尊敬しているからだ。


日本が悲願達成したワールドカップ出場直後に

カズさんが日本代表から外された事実がある。

これには当時の僕も納得はしていなかった。

そういう人も少なくはないだろう。

それからというものの、事ある毎にカズさんがかわいそう、

日本サッカーに大貢献した、

と言う理由で今更ワールドカップに連れて行くべきだとか言う、

聞きたくもないお情け論を展開していることがあるようだが、

ちょっと誰の話をしているんだ?と耳を疑いたくなることが多々あるが、

ちょっと待ってほしい。


カズさんは、今から30年近く前

(10年一昔だとしても...一昔の三倍!どころか、今は2年一昔の時代ですよ!大昔言って見れば中世の話じゃないか!?そんな昔の話ですよ!)、

当時カズさんは15歳で単身ブラジルに渡った。

まあ当時じゃありえないよ。

勿論苦労の連続だったと思うんだ。

日本人と言うことで

サッカーが下手な人の代名詞である”ジャポネーズ”とバカにされたろうし、

言葉の壁もあっただろう、

その他チームに入っても日本人ということでなかなかボールが回ってこないこともあったろう。

まさかと思うが、ホームシックになったのか、

あのカズさんが辛くて寂しくて日本に帰りたいと家族に訴えたそうだが、

叔父さんに「まだ日本には帰れない」と突き放された。

その後ブラジルでサッカーをするしかなくて、

それでもコツコツとドリブルやシュートの練習など努力し続けた結果、

少しずつ力がついてプロサッカー選手として認められ始めた頃だったか

(2回目のサントス所属時だったと思う。コリンチャンス戦か?)、

得点を決めた試合で勝って18歳か19歳の頃?

日系のテレビインタビューでの初々しいコメントが上記の”それ”である(有名だよね?)。


今でもカズさんに対して無神経な質問をする人がいるが、

夢はワールドカップ出場ですか?

まだあきらめていませんか?なんてことは僕は聞きたくもないから

雑誌も読まなくなったしテレビも見ないようにしている。


それを聞かれればカズさんは、

可能性がある限り、と前向きなことを言うだろうが、

この質問は無神経すぎるし、

別にそう言われてもカズさんは困るだけじゃないだろうか?

僕が思うに、その夢はもうとっくに通過している話だと思うからだ。

仮にワールドカップが目標なら、

(経験、実績、ステータスという意味では秀逸を極めている)

もうその夢はとっくの昔に通り過ぎており、

それを折り返してもう既に二往復するくらい過ぎてしまった話だと思っている。


カズさんは何もないところ、本当にゼロからスタートして、

今では当時の夢の何倍も素晴らしい経験を重ね

日本人のプロサッカー選手としてのステータスを

プロ野球選手以上(当時)に向上させてしまった。

カズさんはプロサッカー選手として日々努力を積み重ね、

そして今もそれを毎日続けている。

45歳の今も続けている。


言わせてもらうが、

カズさんが持っていた夢であるワールドカップ出場は、子供の頃の夢である。

カズさんの夢を聞いたことはないが、

カズさんは日本人の夢の人物と言っても過言ではないだろう。

そんな神様みたいな人を捕まえて、

ワールドカップ出場程度のことをいちいち言わないでもらいたい。

カズさんはそんなに小さい人物ではありませんよ。


先日フットサルの日本代表としてワールドカップに出場させるという記事があったが、

これはこれで選ばれたら本人が決めれば良いだけの話。

それをサッカーで達成できなかった夢がフットサルで実現できる的なことを書かれると、

カズさんを尊敬し且つフットサルをやっている人間としては、

神様カズさんを面白がって記事にするのは許せない!と言いたい。


僕は、カズさんも日本サッカー協会の決定も

フットサルを真剣にやっている選手達のことも心からリスペクトしている。

しかしそういう内容のニュース記事ならば

(カズさんの夢はワールドカップに出場すること、とまだ言うか!)

猛烈に激しく反論したくなるわけよ。


カズさんはサッカーの生き神様ですよ、と。

サッカークラブや部活動の成績を上げるという目標達成の一つに練習があると思います。

指導者は選手達に対しその練習の現場において、

ある局面での問題を提起し、その解決策を伝え、それを練習として繰り返し実施していることと思います。

今日ここでは、これを練習とします。


僕はここでサッカーとフットサルの差は練習にあると言いましたが、

練習は個人でするものと個々が集まり団体でするものとありますが、

今日のここでは上記のとおりクラブや部活の練習とし、

またクラブや部活の練習には指導者がいる場合といない場合がありますが

指導する立場の者がいる場合の練習とします。


クラブや部活で選手達は練習を毎日行うわけですが、

そこで何を見て教わり何をやるかで結果は変わってくると思います。

指導者による選手達への影響力はかなり大きいと思います。


前にもここで書いたかもしれませんが記憶を思い出しながら、

練習で左右される結果・成果について書いてみたいと思います。


2011年2月、あるサッカーの指導者リフレッシュ講習会がありました。

アップ時に行う練習で3対1のボール回しという内容でした。

エリアを決め、時間を計り、何の制限もなく行っていました。

複数の選手がミスを繰り返しして攻撃側の3人が守備側の1人に

ボールを奪われ、ボールをカットされていきます。

所定の時間が過ぎインストラクターに指導者と選手が集められました。

この練習について何か気付いた方はいますか?と

インストラクターが指導者へ問いかけます。

数人が意見を言いました。

僕が思ったのは、まあアップなのでこれはこれで良いだろう、

ただ何の制限もないのにもかかわらずボール回しにおけるプレーの質が低いことに気付いていたため、

そのことにのみ触れると、インストラクターが、「ではやって見せてください。」と言いました。

指導実践するようなことになるとは思っていなかったので一瞬慌てましたが、

プレーもいつもどおり、指摘事項は選手目線でいいやということで実践することにしました。

・まず、体を温めるだけであればこれでもいい。

(本音はアップでの対人は絶対に僕はやらせない・・・なあ)

・ただ、これを毎日続けるのであれば、このプレーの癖がついてしまうことを理解する。

・先程の練習では、オフェンス側のミスが多いことが気になる。

(ミスするような場所ではない。というか3対1の局面でボールを失ってはいけない。アップと言えどこの局面でミスしてボールを奪われることは絶対に許されないことを理解するとぜんぜん違うものになる。)

・そこで次のことを考えてやってみる。

・今現在プレーの制限がされているか、されていないか、これを理解する。

(ダイレクトパスは必要なときにだけ使い、通常は早いツータッチでミスなくプレーする。)

・エリアを最大限に大きく使う。

・ボールがないときに、ボール以外の他方も見て考えておく。

・パスは限りなく丁寧にそして足元に強いパスを出す。

この要素を伝え自分も攻撃側に入ってやってみると、

(プレーヤーは女子高生3人の選手と指導員が僕1人の計4人で3対1のボール回し)

当然ですが、所定の時間内で誰も一度もミスをしませんでした。

ということは守備の人は最後まで守備をすることに。

(ボールを奪われると言うことはボールを奪い返すまではそう言う事になります。)


単なるアップですが、結果はかなり違うものになっています。

ここにいたすべての方々が理解してくれたかはわかりませんが、

少なからず練習で実践した選手達3人は、

高確率の連続によりプレーの質が高くなったことは体験できたことと思います。

できればこの女子高生達とプレーの後に少しだけでも会話したかったですが、

(勿論さっきのプレーの話ですよ!笑)

まあこれだけ結果の差が出たので何の説明もいらないでしょう。

そのことに選手達が気づいてくれていればうれしいですね。


続いて、ゴール前の局面打開の練習でした。

ゴールを守るGK一人、守備側に一人に対し攻撃側が2名での2対2で、

攻撃側のフォーメーションは、

ボール保持者がフリーの状態(中盤のイメージ)と

もう一人の攻撃側が前線に張っていて(フォアードのイメージ)

そこに守備側の一人がマークしている状況です。

(必ずフリーの中盤の選手が前線の選手へパスをして始まります。)

練習目的は、点を取る。攻撃側の局面打開の練習ということです。

(なんでもいいからゴールを決めればいいということのようです。)


そしてある指導員が練習方法を選手達に伝えこの練習を開始しました。

なかなかゴールできません。中にはシュートまでいかないことも多々ありました。

(女子選手達は本気です。なかなか上手でした。)

ここで所定の時間が過ぎてこの2対2の練習が終了しました。

先程の練習の時のようにインストラクターが指導員達へ問い掛けます。

この練習に対して何か気付いた点はありませんか?

(数人が答えたかな?)

他の方法はありませんか?

確か守備とGKとの間に浮き玉を入れると良いという意見を言った指導員がいて、

これを説明し選手達がその通りにやってみました。

しかしこの方法でシュートさえ1度もいきませんでした。

(絶対的な数的優位でマイボールを失っただけでしたね・・・)


そして、(確か堪らず)僕も意見を言いました。

・まずこの局面理解の説明から。

・攻撃側の絶対的な数的有利な状況だということを理解して欲しい。

・ボール保持側は絶対にシュートまでいかなければならならい局面である。

・オフサイドになるパスはあってならない。

・ボール保持者は絶対的にフリーの状態のため落ち着いて前線の選手の足元に強いパスを入れる。

・前線の選手は確実にボールをキープし無理にゴールへ向かって反転する必要はない。

・パスアンドゴーしてフリーで入ってきた選手へパスをするなど自分よりも条件の良い味方の選手を使う。

(ゴールできる確率の高い方を選択する)

・フリーの選手が落ち着いてシュートを打つ。

こうすることで点は取れると思います、と発言しました。

インストラクターが、「ではやって見せてください。」と言うので、

今回は遠慮なくやらせてもらいました。

ここでやらなきゃ僕自身がここに来た意味がありません。


まずは中盤の選手の局面理解と理想的と思えるプレーを説明して次に実際にプレーを見せ、

そのパスに対する前線の選手の受け方と使い方を説明しこちらもプレーを前線で見せました。


これを3組の女子選手達が同じように行いました。

結果は3ゴール!

当然の結果ですね(笑)

いやあ実はとても嬉しかったですよ。


「練習において結果・成果が出ない練習は、それは練習方法が間違っている。」

(特に局面理解が間違っている。)

これを指導員が理解していることが重要ではないでしょうか。


こんなことを2011年2月のある高校の校庭で行われたサッカー指導員講習会で体験しました。

(女子高だったか共学だったかは忘れました。)


フットサル選手がフットサルチームを指導して成績を上げていき

サッカーの方々にもフットサルの良さをわかって欲しいという意見があると思います。

(僕もそう思っていた時期もありました)が、

この経験をしたからでしょうか、今ではこのように思っています。

現場における指導者の影響力の大きさを知り(上記の体験は自分でも衝撃的な出来事でした)、

ブラジルのように、まず子供の頃にまずはフットサルをやってからサッカーをやるようになれば、

日本のサッカーも今よりも確実に強くなるだろうという説が一部にあるようですが、

(それも良いと思うのですが)

”サッカー経験がありフットサル経験者”でもある指導員が、

サッカーの指導者になっていく方がきっと早い気がしています。

今ある日本のサッカー環境を一変させフットサルを先になんていうのは、

全体的に実施していくには少々非現実的すぎますからね。

(これができたらハリウッド映画になっちゃいますね!)


それと勝負事に絶対はありませんが、

1つのプレーには確率と質の高低が絶対にあります。

これを理解させていくには、

この高確率で上質な部分を練習現場で見せて教え、

一つ一つの練習でその都度結果・成果として出し示していくしかないと思います。

これらは地道な作業の連続です。

現在も現場に立っている方々は大変でしょうけれど、うらやましくも思います。

日々ご苦労されていることでしょう。


そして、最近のスポーツニュースのサッカーコーナーでも良く見るようなりましたが、

ゴール前で確実に味方を使って点を取るゴールが増えていますね。

サッカーの進化の鍵はフットサルだ!とまでは言いませんが、

フットサルで考える高確率と上質なプレーの練習はきっとサッカーにも役立つことでしょう。


これが今の僕が言える、

”自身のフットボール人生の証明”であると考えています。


~日本のサッカーが強くなり、そしてフットサルも発展しますように~
~そして僕の膝が早く治りますように♪~

電車東武電車に乗り換え
1時間強程の実家で過ごした連休二日目。
電車は空いてたけど
外は暑かったですねあせる

それにしても実家は良いです。
何もなくても最高です。
そして連休二日目ですが、
まったくなにもしていませんあせる
こんなんで本当に良いのでしょうか汗
これこそが贅沢な気がしてなりません。
まあ最近の週末は毎週こんな感じなんですがね汗

おやすみなさい星空