2012年大晦日。
夕方、渡良瀬游水池運動公園でシュート練習して50分間走。
実家でお風呂に入って、車で佐野プレミアムアウトレットに行くも18時閉店(涙)せっかく来たから買いたいものないけどイオンに行って(汗)資生堂椿シリーズとアクエリアスが安かったから1ケース衝動買い(笑)
帰宅して、お袋と年越しそばを食べながら紅白を観る。ももいろクローバーZの全力に感動し、AKB48は「もうなくてはならない絶対的存在」で、やはり実家のご飯は最高と感じた。
その後、極限クエスチョンという番組で僕と同い年の清原vs桑田5打席勝負をやっていた。
この日のために清原は10月1日から毎朝5時から6時まで毎日走り500スイングしたそうだ。
桑田は清原に対して容赦しなかった。
外角低めギリギリのコースに130キロに近いストレートや高速スライダーで簡単にツーストライクに追い込み、100キロにならない緩いカーブを外角に外す。
そして130キロ近い高めのストレートで振り遅れの三振を取る。
まさに現役時代の桑田のピッチングと変わらない。
三振、三振、三塁線のゴロ、浅いライトフライ。
5打席目にやっとヒット性の当たりが左中間に飛んだが清原の目標であるホームランにはならなかった。
5打席終了後、清原がバットを右肩に乗せながら桑田に歩み寄る。
桑田が「もうちょいやろうか?」と清原の気持ちを察するように優しく誘う。
3打席の延長となった。
スタンドで清原の奥様と二人の息子さんが観ている。奥様は清原のホームランを525本見ているかはわからないが、生でホームランを見たことはあるだろう。
しかし二人の息子さんたちは男気じゃんけんで勝ちまくる清原は見たことはあるだろうが生のホームランは見たことがないはず。
男清原は大投手桑田からホームランを息子さんたちに見せたいはずだ。
しかし容赦ない桑田のピッチングは延長打席でもキレを増してくる。
桑田は清原を三度三振に仕留めてしまい、清原は桑田に対し7打席目も三振してしまう。
最終打席・・・
桑田の球威に異変が!?
二球目に甘いコースに入ったストレートを清原はフルスイング!打球はレフトスタンドに入った!
清原は嬉しそうにダイヤモンドを走る。桑田は三本間で清原を待ちハイタッチする。
ホームベースには二人の息子さんたちが待っている。絵に書いたようなドラマ仕立て。
清原は言った。
「1、俺と桑田は戦ってはいけない相手だった。
2、最後も自分のバットの軌道にわざと緩い玉を投げホームランを打たせてくれた。
3、あらためて桑田は凄いピッチャーだ。」と。
僕もまったく同じことを思っていた。
桑田の緩急を使い分けたピッチング・コントロール技術。今尚凄かった!
相手を心から認める。
これ以上に美しいものがあるだろうか?
偉大な同い年の二人に教えられた2012年の締めくくりだった。