フットサルのワンプレーには、最低でもサッカーの2.2倍の危険察知能力を働かせる必要がある。
1÷5(フットサル)=0.2(20%)
1÷11(サッカー)=00.909(9%)
20% ÷ 9% = 2.2
上記のフットサルの20%の数値について、僕は以下のように考えます。
1対1の局面で敵にドリブル攻撃を仕掛けます。
このとき、敵に前向きで奪われたとした場合、フットサルでは20%(サッカーでは9%)の、
またドリブルから苦し紛れのパスになった場合に敵に前向きでカット・インターセプトされた場合は、
受け手も含め二人合計でフットサルでは40%(同18%)のそれぞれ戦闘能力減となり、
それと同時に相手の速攻・カウンターを受けることになるために、
フットサルにおけるマイボール時には、
速くて高い基礎技術の習得による正確なプレーの連続による連携プレーが、
ベースになってくると考えます。
簡単な例をあげるとすれば、1対1で勝負を挑む単なるドリブルによる仕掛けと、最初から味方を使う事を決めてする「つくりのあるドリブルの仕掛け」とでは、同じドリブルでも視野も結果もまったく違ってくると考えます。(勿論1対1で単純に勝てれば何の問題もありませんがね。)
前向きで奪われるマイボールの位置別に言えば、ピボが20%、両アラより前にピボがいる場合それぞれ40%、フィクソの後方にゴレイロしかいない場合80%、ゴレイロ100%減となることを良く理解し危険察知能力を働かせ、マイボールをどう扱うべきか考えるる必要がある。
(こんなこと、サッカーとフットサルをやっているような人であれば、今さら言われなくとも、誰でもわかりそうなものだけれど、チームとしてなかなか1試合中に徹底するのは、どんなレベルのチームでプレーをしていても、難しいものなのかもしれない。)
単純計算で最低でもサッカーの2.2倍のリスクがあるからこそ、
要求される質の高いマイボールの考え方こそが、
フットサルで身に付く、危険察知能力なのではないでしょうか。
サッカーやフットサルをやる上で最低限必要なものではないでしょうか。